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X68系同人サークル「X-PowerStation」製作・販売の拡張ボード「ネレイド」のLANインタフェースを利用します。
以下は、ネレイドのボードに添付されていたイーサネット、TCP/IP関連のドライバソフトです。イーサネットのドライバ ether_ne.sys は Shi-MADさん制作で、Neptune-Xで使われたもの、TCP/IP関連のドライバは、(株)計測技研が発売したEthernet Starter Pack for X680x0(略称 ESP/X)向けに開発されたもので、K.Shirakata さん制作の xip.x 以外は 無償配布パッケージ TCPPACKA に含まれています。
以下は、上記を使って、CONFIG.SYS、AUTOEXEC.BATに追加する記述例です。基板付属のサンプルディスクの記述に沿って編集し、再起動させました。
ネレイドを入手してからずいぶんになります。4万円近かったボード、今ならその値段でノートパソコンが買えてしまいますが、当時は、USB+ネットワークでX68000の夢がさらに広がることを期待して購入しました(ネット注文)。そのボードをX68030に装着しpingテストをしたところまでは進みましたが、そこで研究は頓挫しました。ネックはブラウザ等のフリーソフトを入手してもX68にインストールするいい手段がなかったこと、CD-ROMドライブはあっても、それをサポートするフリーウェアのドライバがなかったことでした。1年ほど前、番外編で紹介したPCカードリーダを中古で購入したときについていたメディアでやっとそれ(SUSIE.X)を入手したのが、改造シリーズを手がける契機ともなりました。 さて、今回は、Windows機でダウンロードしたソフトをCD-RWに焼き、内蔵したDVDドライブから読み込ませることで、始めてウェブブラウザを試すことができました。実用性は別として、20年以上前の機械でここまでできたということが重要で、メーカーのSHARPがサポートしなかったネットワーク(当時はインターネットという言葉すら聞かなかった)が、その後、サードパーティや多くのユーザによってサポートされ、現在に至っている状況にとても感激しています。こんな例はほかにあまりないでしょう。私の稚拙なサイトがさらに少しでもX68の文化伝承に役立てば幸いです。では、また・・・
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